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論理演算と論理回路
  • 論理回路

    コンピュータは電子計算機であり、複雑な電子回路で構成されています。ですがその電子回路も基本的にはたった「3つ」の論理回路を組み合わせてできています。3つの論理回路の特徴を知ることでコンピュータがより簡単に見えてきます。

  • 論理演算(ブール代数)

    集合を式で表す
    (※グループ化できるデータの集まり)

    集合に含まれる 真(1)
    集合に含まれない 偽(0)

    集合の組合せ → 真理値表(結果)
    ※人間の思考を表現できる

    <他の図式表現>
    • ベン図:集合を円などの図で表したもの
    • MIL記号:電子回路の図式記号

    <基本演算>
    OR、AND、NOT

    ※以下、AとBの集合の組合せの結果をCとする

    1. 論理和(OR)

      (真理値表)
      A B C
      (式)
      A+B
      ※足し算に似ている

    2. 論理積(AND)

      (真理値表)
      A B C
      (式)
      A・B
      ※掛け算に似ている

    3. 否定(NOT)

      (真理値表)
      A C
      (式)
      _
      A
      ※反転

    4. 排他的論理和(XOR)

      (真理値表)
      A B C
      (式)
      A^B
      ※不一致回路(異なる時に真)

  • 演算回路

    数値計算を行う

    1. 半加算回路

      桁上がりなし

      (真理値表)
      A B S C
      ※S:その桁の結果
        C:桁上がり(実際には無視)

    2. 全加算回路

      桁上がりあり

      (真理値表)
      A B C(in) S C(out)
      ※C(in):下からの桁上がり、S:その桁の結果、
        C(out):上への桁上がり


  • 順序回路(フリップフロップ)

    情報(1ビット)の記憶
    ※レジスタ、SRAMに使用

    (真理値表)
    S R Q
    状態保持
    禁止
    ※S:セット、R:リセット
      Q:記憶状態



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