直線上に配置


Windows入門
  • Windowsとは?

    パソコンはマウスやキーボード、ディスプレイなど様々な電子機器(ハードウェア)を組み合わせて構成されていますが、どんなに優れた機器が揃っていても各機器が自分勝手に動作したのでは全体として統一したサービスを提供できません。
    (「ware」:製品)

    ↓「そこで。。。。。」

    パソコンを構成する機器を把握し、各機器の動作を監視する指揮者のような存在が必要です。また各機器の性能を十分に引き出すことも重要です。その役割を果たすのがWindows(OS:ソフトウェア)です。どんなに高価な楽器が揃っても統一された支持の元で演奏されなければきれいな曲は演奏できません。

    ↓「より便利に使うには。。。。。」

    パソコンを様々な用途に活用するためには、Windowsの持つ機能だけでは不十分な場合があります。その場合、別途機能を追加することで対応できます。通常、CD−ROM などの記録メディアを利用してアプリケーションプログラム(ソフトウェア)という形で提供されます。代表的なものにワープロソフトの「Word(ワード)」や表計算ソフトの「Excel(エクセル)」などがあります。
    (※コンピュータはソフトがなければタダの箱)

  • パソコンの特性

    ・他の家電製品とは違う点は?
    1. 電源ONですぐ使えない
    2. すぐに電源OFFできない
             ↓
      Windowsが複数の機器を管理するため

      (XPでの目標は) ※「ようこそ画面」
      通常起動
      (再起動)
      電源OFF→新規作業開始 約30秒
      休止状態
      (ハイバ
      ネーション)
      電源OFF→作業状態復元
      作業状態をハードディスクに保存
      約20秒
      スタンバイ
      (サスペンド)
      省電力モード→作業状態復元
      作業状態をメモリに保存
      約5秒
      ※「レジューム」作業状況を復元すること
        キー、マウス操作、電源ボタンで行う

    ・汎用性が高い?(無色透明な道具)
    1. 機能が豊富(家電製品との一体化、TVパソコン)
    2. アプリケーションで機能追加できる(インストール)

      (インストールの種類)
      • インストールプログラム使用
        (Setup.exe、Install.exe ※自動起動)
      • プログラムをHDへコピー
      • 専用メディアからのみ再生(CD、DVD-ROM)

             ↓
      操作が複雑(同じ機能が複数の操作で実現可能)
      ※利用する人によって使いなれたソフトが違う

  • Windowsの種類

    Windowsも定期的に機能拡張している(バージョンアップ)
    ※開発元はマイクロソフト(Microsoft)
     (会長のビルゲイツさんは米国の長者番付第1位です)
    (現在の主流)
    WindowsXP
    「特徴」
    ホーム、ビジネスOSの統合、無線LAN、
    ブロードバンド接続、セキュリティ(ファイアウォール)、
    CD-R、DVD-RAM対応(DVD-Rは専用ソフト)
    種類(Home Edition、Professionalなど)
    2001年11月発売
    (最新)
    Windows7(※初代から7つ目のOSの意味)
    「特徴」
    (ビジュアル面)
    マルチタッチ(タッチパネル)
    Aeroプレビュー(切替時透明効果、サムネイル表示)
    Aeroスナップ(ウィンドウ整理)
    Aeroシェイク(ウィンドウ縮小)
    タスクバー(クイック起動、ジャンプリスト、透過ボタン)
    (ハード)
    高速起動、終了(メモリ消費量、ベンチマーク)
    Blu-ray、SSD
    (ソフト)
    WindowsXPモード(仮想OS)
    Media Center(地デジ対応)
    MediaPlayer(ストリーミング
    ※メール、フォトギャラリー、ムービーメーカー、
    メッセンジャーソフト削除→Windows Liveからダウンロード
    (ネットワーク)
    ホームグループ
    種類(HomePremium、Business、Ultimateなど)
    2009年10月22日発売(Vistaから3年ぶり)
    (1つ前)
    Windows Vista(ビスタ ※「見通し」「展望」の意味)
    「特徴」
    Windows Aero(アニメーション効果、3D、透明表示)、
    スパイウェア検知(Windows Defender)、
    種類(HomeBasic、HomePremium、Businessなど)
    2007年1月発売(XPから約5年ぶり)
    (その他)
    Windows2000、ME(ミレニアム)、98、95など・・・・・
    ※バージョン確認
    (マイコンピュータ→右クリック→システムのプロパティ)

    「OSの変更は法人にとっては頭が痛い」(コスト増)

    (その他のOS) MacOS、Linux

  • Windowsの特徴
    1. 絵文字による操作(アイコン)
    2. 機能(ソフト)ごとに四角い枠(ウィンドウ)
    3. 矢印マークによる操作(マウスポインタ、カーソル)
    4. 操作開始位置の導入(スタートボタン)

          ↓

      マウス操作、視覚的な表現
      (GUI:グラフィカルユーザインタフェース)
      ※初心者に配慮。今後は3D、アニメーション化

  • Windows操作

    ・マウス操作 (※ペイント利用)
    選択 ポイント、クリック(左)
    補助機能 右クリック
    移動 ドラッグ
    実行 ダブルクリック(左)

    • スタートボタン(メニュー操作、プログラム起動)
    • ウィンドウ操作
      (最小・大・元、終了、移動、サイズ変更、スクロール)
    • タスクバー(スタートボタン、アプリケーション切替、時計)
    • 終了オプション(シャットダウン、再起動、ログオフ)


    ・キーボード操作 (※メモ帳利用)
    半角入力 英数字・記号
    全角入力 日本語、特殊文字

    • IME切替(「あ/A」、KANA、CAPS、ローマ字、かな)
      ※半角/全角キー(相互切替)
    • Shiftキー(大小文字)
    • スペース、タブキー、Enter、DEL、Back、NumLock
    • 文字変換(漢字、記号:ゆうびん、まる、ほし)
      ※入力(ひらがな)→変換→確定
    • カタカナ変換(F7キー)

  • パソコンの中身を見る
    ※階層構造で表現

    デスクトップ(作業スペース)

      ↓

    マイコンピュータ (一番大きな入れ物)

      ↓

    記憶装置(データの記録)

    • 記憶容量の確認
      ドライブを選択 ※ウィンドウ左下
      (合計サイズ、空き領域)

    • 一般的な記憶容量
      ハードディスク 約200GB
      フロッピーディスク 約1MB
      CD−ROM 約700MB
      DVD−ROM 約4GB
      (アルファベット1文字でドライブを区別)
      ※1MB=約100万文字(原稿用紙400字詰:2500枚分)
        音楽データ(MP3) 1曲:約4MB

      ↓

    フォルダ(データの整理)

    • 標準で用意
      Document and Settings マイドキュメント(ユーザ毎)
      Proguram Files プログラム
      Windows Windowsシステム
      ※重要なデータが含まれるので表示されない

    • その他のフォルダ
      1. 利用者で必要に応じて作成
        ※自由に命名(使えない文字「\/*?」など)
      2. アプリケーションが自動作成
        ※マイドキュメント配下によく作られる
      ↓

    ファイル(データそのもの)

    • アプリケーションで作成 「ファイル名+拡張子」

      拡張子:データの種別(プログラムを識別)
      .txt テキストファイル(メモ帳)
      .doc Wordファイル
      .xls Excelファイル
      ※ダブルクリックでソフト起動

  • ファイルを管理する(エクスプローラ)

    フォルダ操作
    1. フォルダ内の表示(移動、上へ、戻る、進む)
    2. 作成、名前変更(F2)、移動、コピー、削除
      ※ファイル→新規作成→フォルダ(ファイル)
        削除時は中のものも削除されるので注意!

    ファイル操作
    1. 作成、名前変更(F2)、移動、コピー、削除
    2. ファイル検索

    ゴミ箱
     ファイル削除→ゴミ箱(ファイルはすぐに削除されない)
    1. 復元(元に戻す)
    2. 空にする(本当に削除!)
      ※復元可能なソフトもある→セキュリティー面で危険!

    ショートカットアイコン(近道)
     ファイルやフォルダの分身(アイコンに矢印マーク)
    1. 作成、名前変更(F2)、移動、コピー、削除
      ※削除しても本体は削除されないので安心


    圧縮フォルダ
     データサイズを縮小(ZIP形式)
     1つ(複数)のファイルを1つにまとめる(データの圧縮袋)
    1. 圧縮フォルダ作成(送る)、参照、パスワード追加
    2. ファイル解凍(すべて展開)
     ※VistaではオプションでLZH形式も利用可能(展開のみ)

  • Windowsの標準機能(アプリケーション)

    アクセサリプログラム (※スタート→すべてのプログラム)
    1. 文字編集(メモ帳)
    2. 簡易ワープロソフト(ワードパッド)
    3. 画像編集(ペイント)
    4. データ管理(エクスプローラ)
    5. 音楽・映像再生(メディアプレイヤー)
    6. 動画編集(ムービーメーカー)
    7. 数値計算(電卓)
    8. ホームページ閲覧(インターネットエクスプローラ)
    9. 電子メール(アウトルックエクスプレス)
    10. ゲーム(ソリティア、マインスイーパ)
    11. システムメンテナンス(デフラグ、バックアップ)
    12. リモート管理(リモートデスクトップ、リモートアシスタンス)

  • Windows Vista新機能

    (追加)
    1. スパイウェア除去(Windows Defender)
    2. DVD+-R/RW書き込み機能
      ※DVD-RAMはXPでも書き込み可能
    3. 手書きメモ(付箋紙)
      ※ペン、マウスによる操作
    4. 切り取り画像ファイリング(Snipping Tool)

    (削除)
    1. 圧縮フォルダパスワード設定
    2. デフラグのグラフ表示機能


授業資料メニュー

お問合せフォーム

トップ アイコン
トップページへもどる


直線上に配置