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コミュニケーション技法
  • コミュニケーションの必要性は?

    コンピュータに接する仕事は、とかく人に対する接し方などの能力より技術的な能力が優先される気がしますが、実は現場の作業の中ではお客様の要望を引き出したり、プロジェクトチーム内での様々な話し合いなど、多くの会話的要素が重要となってきます。
    これらのスキルは一般的に常識的なものではありますが、最近は技術力よりもヒューマンスキル的な要素が若手や新人の方には求められることが多くなってきています。
    このような背景には勉強にしろ行事にしろ事前に準備されたものを適時こなすことが多い現代社会において当たり前の能力が欠けてきている表れとも言えるのかも知れません。
    こういった人の根底を支える能力は勉強によって理解するものではなく日々繰り返しの中で習得していくものだと思います。
    技術的なテクニックもありますが、親切、礼儀、丁寧を心がければ自然と表現できるものだと思います。
    これが答えというものはありませんし、いつからでも始められることですので、気づいた時に意識しながら行う癖をつけてみてください。


  • 会話力

    • ブレーンストーミング
      グループで意見やアイデアを出し合う
      1. 批判禁止
      2. 質より量
      3. 自由発言(自由奔放)
      4. 結合・便乗(びんじょう)

    • ディベート
      あるテーマについて肯定と否定の立場に分かれ討論する

    • 説明
      報告、連絡、相談
      1. 誰に
      2. 何のために
      3. 何を
      集中できる時間:15分
      忘却線:平均20%(1h後で50%)

      (例)
      1. 様子・状況を話す(教室内の状態)
      2. 地図上の場所(A→B地点まで)
      3. 図形の描画方法
      4. 他者の紹介(名前、年齢、関係、特技:PRなど)
      5. ボールペンの組み立て手順
        (本体を持つ、先端を付ける、芯を入れる、
         末端をつける、キャップを付ける)


    • グループ作業・発表(5〜8名)
      進行役(随時交代)
      1. テーマ(ブレーンストーミング)
      2. アイデアの参考例
      3. 討論(ディベート)
      4. チーム内結論
      5. まとめ(ポイント・重要項目)

      (例)
      テーマ自由・何項目か用意(IT、政治、経済)
      ・資格の意義
      ・時事問題(履修不足など)

  • 発想力
    • 問題解決能力
      知識、技能、態度
      マニュアル型人間(手順があればできる)

      1. 立体図面
        (平面図、正面図→立体図)
      2. 4本一筆書き
        (3*3:9つの点の交差)
      3. おつりの計算
        (100円から42円の鉛筆を1本購入
        おつりはいくらか?
        100円:58円、50円:8円、1円:0円)
      4. 1〜9を1回ずつ使った5桁と4桁の引き算
        (○○○○○−○○○○=33333
         ※ヒント:12−9、答え:41286−7953)


  • 文章力
    • 分かりやすい文章
      1. カナと漢字の割合(7:3、6:4)
      2. カタカナの統一(コンピュータ→コンピューター)
      3. 区読点(句点「。」、読点「、」
        例:ここではきものをお脱ぎ下さい)
      4. 主語述語の関係をはっきりと
        (何がどうする、何がどんなだ、何が何だ)
      5. 段落(150〜250文字)

    • 文の結び
      「です、ます」
      手紙、特定相手、単調

      「ある、である」
      不特定相手、改まった感じ
      (〜になった、〜かもしれない、〜だ※なども可)


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